オーストラリアにWelcomeされた日

海外生活

僕が日本から外に出ようと決めて
ここで働いて生活するんだと降り立った土地

そうそこは

オーストラリア

でもなんでオーストラリアだったのかと言うと
それはすごく単純な話で

海外どこ行くにも一番便利なのは英語でしょ、んでもって寒いのは苦手だし、寒い国でお金なさすぎると最悪死んじゃうかもしんないから暖かい国が無難だべ

てな感じでオーストラリアはケアンズの広大な大地に降り立ったわけであります

ケアンズに着いたのはたしか朝の6〜7時頃、

「こりゃ街に出てもまだお店もやってないしあせって空港を出る必要もないな」

とクーラーギンギンで気持ちの良い空港のベンチで2〜3時間仮眠を取って

うしっ、いくべ!とケアンズの街にくりだしました

僕は最初の一週間分はバックパッカーズホテルを日本で予約してきたのでそのホテルにチェックインしました

なぜ一週間だけ予約したのかというと

ケアンズの街で仕事が決まればホテルを出てシェアハウスに住めばいいし

もしケアンズ以外の街で仕事が決まればすぐに移動できるようにと

一週間だけ予約するという作戦に出たわけであります

それに僕は18万円となんとも心許ない全財産を握りしめてこの国に来ていたのですぐにでも仕事を見つけてお金を稼がないと、人生初めてのホームレスを海外で経験するハメになると言うヒリヒリとした緊張感の中、仕事探しを始めました

仕事を探し始めて2〜3日後、まぁ周りには外人しかいねぇし ※相手からしたらこっちが外人
誰も日本語で会話してねぇし、ってかそもそも友達一人もいねぇし、毎日朝から晩まで一人だし、どんどんお金なくなっていくし、まだ一週間も経ってないし、全財産使い切ってないしなんならまだホームレスにもなってないけども、、、 泣きそう(T ^ T)

でもケアンズ到着から一週間ほど経ったある日

藁にもすがる思いで電話したバナナ農園のお仕事

身長、体重、体力はあるか等を聞かれ

「採用なのですぐに来れますか?」

とのこと僕は飛び上がるような気持ちでホテルの予約が明後日まであるので明後日向かいます

と返事しそのバナナ農園のあるイニスフェイル (Innisifail)

という街に行くことが決まった

すぐにイニスフェイルまでの移動方法を調べるとグレイハウンド (Greyhound) という長距離バスで二時間ほど走ったところにある街ということが分かり、すぐにバスの予約をしケアンズにあるグレイハウンドのバス停の場所を調べ、移動日当日に迷子にならないよう念のためバス停の場所を探しにいくことに

不安的中、案の定バス停の場所ぜんぜんわかんねぇ。。。

方向音痴ではないし地図ではこの辺りなんだけどなという場所をうろちょろしていると笑顔が素敵な一人のダンディなおじさまに声をかけられた

「What are you doing? What are you looking for?」(何してるんだ?何か探しているのかい?)

「グレイハウンドのバス停を探しているんですけど見つからなくて。。。」

「 It’s there. come with me!」 (それなら向こうだよ、一緒に来て!)

そしてほんの数十メートル歩いた場所にあるバス停に案内してもらった僕は

「テンキューソーマッチ」

とおじさまに伝えるとおじさまは

「You’re welcome!」(どういたしまして)

と返事をしたのですが僕にはその時の you’re welcome

オーストラリアへようこそ!

と言われたような気がして涙が出そうなほど感動した

あーここから本当に夢にまで見た海外生活が始まるんだ、オーストラリアというこの国に welcome と向かい入れられたんだと

海外、英語、異文化、ここから始まる、と感じた welcome な日でした

ここからオーストラリア生活が始まっていろんな経験をするんですがこの続きはまた今度。。。

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